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Q&A

Q:軍艦島へ行くための各船と乗り方を教えてください。
 A:主には5社の上陸ツアークルーズが就航しています。長崎市中心部から4社、長崎半島野母崎町から1社です。上陸をしない周遊だけのクルーズ船運航も各社・各船あります。(以下50音順)

・アイランド号(野母崎町)

・軍艦島コンシェルジュ(長崎市常盤桟橋)

・シーマン商会(長崎市常盤2号桟橋)

・高島海上交通(長崎市元船桟橋)

・やまさ海運(長崎港ターミナルビル)
   
 Q:軍艦島の上陸はいつでもできますか?
 A:規定では「風速が5mを超える時、波高が0.5mを超える、視程が500m以下の時及び見学者が安全に下船できないと船長が判断する時は上陸できない」となっています。従って事前にサイト等で波高や風向きを調べることができる時は、十分に下調べてから申し込む方がよいでしょう。軍艦島の上陸施設である「ドルフィン桟橋」は島の南西に位置するため、九州南部から北向きの波や風に弱い傾向があります。)

:なぜ軍艦島の上陸はむずかしいのでしょうか?

A:軍艦島の原型は「岩礁」に近いもので、明治より昭和にかけて埋め立て・造成を繰り返してきた「人工島」だと考えてください。そのため、通常あるような防波堤に囲まれた港というものが存在しません。外海に面したドルフィンというコンクリートの土台に直接横付けして上陸せねばならず、通常の「上陸」よりも数倍困難になるわけです。

Q:軍艦島上陸に適した季節や気象条件はありますか?

A:天気は晴天であるにこしたことはありませんが、島内に日陰がないため、真夏は日傘や水分の準備を怠らないようにしてください。夏場は案外南よりの波が入り上陸できないこともあるので、可能であれば週刊天気や週刊「波予測」をご覧になることをお勧めします。「軍艦島付近の波高が低く(0.5~1m)風も強くなければ、かなり高い確率で上陸できると思います。ただし、最終的にはドルフィン前でのピンポイントの状況であり、あくまで船長が判断しますので、確率論でしかないことをご理解ください。

 

Q:ボートやカヌーを使い、自力で軍艦島へ行くことは可能ですか?

A:物理的には可能かもしれませんが、軍艦島付近は外海で潮流も早い為、慣れていない者の操船は非常に危険であり無謀としか言わざるをえません。また接岸しても島内へ入ることは違反となりますので、注意してください。どうしても個人で接近したい場合には、野母崎町に瀬渡し船などが多数ありますので、ご相談ください。

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