| 「端島」って何の島？どんな島？ |
| 参考文献：軍艦島 海上産業都市に住む、軍艦島実測調査資料集、軍艦島海上産業都市に住む |
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「軍艦島」とは？ |
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長崎県西彼杵郡高島町端島（東経１２９度４５分、北緯３２度３９分）のことです。
海底に広大な鉱区を持つ、海底炭坑の島です。
長崎港から１８．５kmの海上にあり、総面積６．３ヘクタールで東西１６０ｍ、南北４８０ｍ、周囲１．２ｋｍ、岩峻の高さ海抜４７．７ｍという小さな半人工島です。
元は現在の３分の１程の岩礁に過ぎず、海底を掘ったズリを捨てることにより現在の姿になりました。 |
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なぜ「軍艦島」と呼ばれるのか？ |
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島影が戦艦「土佐」に似ていたためです。事実、昭和２０年６月には米軍潜水艦の魚雷攻撃を受け、積込桟橋で石炭積込中の白寿丸３千トンが沈没しました。
島を戦艦と間違えて攻撃を受けたのか、運搬船を狙ったのか・・。分かりませんが、運搬船をわざわざ狙うとも思えませんよね。 |
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何時何処が操業していたのか？ |
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明治２３年三菱の所有となり、以後８０年に渡り主に八幡製鉄所への良質炭を昭和４９年１月１５日の閉山まで採掘していました。 |
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なぜ閉山したのか？ |
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国によるエネルギー転換政策の煽りのようです。石炭から石油へ時代が移ったのですね。端島は黒字のまま閉山を迎えたと言います。 |
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なぜ無人化したのか？ |
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島全体が三菱の所有であったこと、また端島には炭坑以外の産業も無く、時化の時には海水を浴びるため植物も育たない、ということでしょう。 |
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驚異的な人口密度とは？ |
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明治年間に２０００人を越え１９６０年頃端島には５３００人以上の人が住んでいました。これは当時の東京の人口密度の約１０倍。閉山時期でさえ２２００人が住んでいました。約６．３ヘクタールあった面積のうち半分以上は鉱場であり、その残りが居住区でした。 |
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日本最古の鉄筋コンクリート造高層アパートとは？ |
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大正５年端島最初の鉄筋コンクリート造である３０号棟は日本最初の鉄筋コンクリート高層アパートです。７階建てで最多時期で１４５戸ありました。 | |
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